Teacher Yanahikoの自作「先尾翼機」

【ダクト機に興味を持ち、デルタ翼のライトニングに手をつけたのがきっかけ。いままでプロペラ機しかやったことのない私にとって、あの独特のジェット機風のダクト音が妙に気に入った。しかし、自作派としては何とか自分で設計から飛行までやってみたい。で、例題として選んだのが先尾翼機というカテゴリー。余り作例がないのも自作派としては意気も上がるというもの。震電や、現代の先尾翼機を参考にしながら見よう見まねで図面を引いてできたのがこの機体。970mmウイングスパン、770mmの全長。全備重量620g(内2100mAhの電池だけで150g)なので、まあまあの重さか。バルサの規格も考えてこれぐらいのボリュームに仕上げた。パワーユニットはライトニングの流用で11.1vでかっ飛ばす予定だ。先尾翼は工作を簡単にするためフライングテールにした。ホック止めのキャノピーをあけてコネクターの抜き差しでオンオフとした。さて、重心位置。いろいろ解説はあるものの、ここはじっくり経験則でいこうと電池をマジックテープで移動可能にしながら飛行実験を繰り返すが、胴体は撃墜(墜落)マーク4個でぼろぼろです。重心位置がきまったら作り直す予定です。】                                                                                               












さて、数回の墜落をへて意気消沈してカブースさんに行くと、「必ず飛びますよ。」と励まされる。大破したノーズは発砲ウレタン材で作り直す。どうも先尾翼でエレベータコントロールに無理があるのか、今回は先尾翼を固定翼として主翼でエレボン操作に設定しなおす。
さて、どうせうまく飛ばないだろうとたかをくくって発航させる。重心位置が後ろすぎるようだが、あれ?うまく飛んでいる。推力を止めるとひらひらと失速して落ちてくる。またパワーオンにするうまく飛んでいる。どれどれ重心を前にすればいいのだなとバッテリーを移動させ再度トライ。だんだんとパワーオフでも滑空するようになってきた。なかなかいい感じの飛びを見せて、よく言うことを聞くようになった。ランディングもしっかり周回させて最後にフレアで着地。結構いいんじゃないの??
これでデータ取りもできたことなので、デザインを少し変えてもう一機つくろうかな?という今日このごろです。